口臭予防 | 診療案内 | 広島市 中区の歯科クリニック|林原歯科クリニック

口臭予防

口臭を気にされている方が多いので、オススメの治療プログラムを新設しました。

Triumph社製の口臭予防用歯磨剤とリンス剤を1日2回使って効果的に口臭の発生を抑制します。

今回使用する歯磨剤とリンス剤は悪臭の元の硫黄に金属イオンを作用させて、揮発性硫黄化物の発生を抑制します。さらに臭いの元になる硫黄粒子をも亜鉛イオンで包み込むために分解が遅れ、長い時間(12時間)の口臭予防効果が得られるようにデザインされています。

したがって、朝晩の2回使用で24時間、1日爽やか息で生活していただける工夫がされています。

揮発性硫黄化物の発生を抑制するメカニズム

 

口臭予防と歯周病治療後に使用する歯磨剤とリンス剤

 

口臭の種類

まず、口臭には大きく分けて5つの種類があることを覚えておいてください。

1.生理的な口臭

起床直後(起床時口臭)、空腹時(飢餓口臭)、緊張時(緊張時口臭)には誰でも口臭は強まります。この時には唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためです。

しかし、歯みがきで細菌やVSCが減少し、水分を補給したり、食事による噛む刺激で唾液分泌が増加すれば口臭は弱まります。したがって、特に治療の必要はありません。女性の方は生理・妊娠時などホルモンバランス変化に伴う口臭があります。

2.飲食物・嗜好品による口臭

ニンニク、ネギ、酒、タバコ等による口臭は一時的なものですが、タバコは歯周疾患の憎悪・健康障害をきたしますので止めることをお勧めします。食べ物に関しては人と会う予定がある時には控えるとよいでしょう。

3.病的口臭

呼吸器系疾患、消化器系疾患、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もあります。これは専門機関にまずかかって診てもらってください。

実は、病的口臭の90%以上は口の中にその原因があります。歯周病、むし歯、清掃不良による歯垢・歯石沈着、舌苔、合っていない不良な被せ物、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などがあげられます。

4.ストレスによる口臭

ストレスにより唾液の量が少なくなると口の中が臭くなります。

5.心理的口臭

自分自身の口が臭いがあると過度に思い込んでしまう人がいます。

口臭予防には口腔内治療も必要となります

では、口腔内を治療することにより口臭を予防する方法を示します。

ほとんどが口腔内清掃不足によりますが、これに起因する歯周病の進んでいる方が大半と言えるので、まずは歯周病治療により改善する方法から説明します。

1.歯周病(歯ぐきからの出血)

歯周病にかかるとポケットからの出血と膿が出ていますので、まずは「歯周病細菌検査に基づく抗菌剤療法」で出血を止めます。そして、歯周ポケットの深さ軽減を計り腐敗物ができやすい場所をなくしていき、歯周病の進行を止めて口腔内細菌のバランスを整えていきます。

2.歯垢・歯石

食べカスがついたままの状態になると、細菌が集まってこれを餌にして繁殖して代謝産物により口臭が発生します。歯周病の改善とう蝕予防のためにセルフコントロールが必要です。歯石も除去する必要があります。

この歯石除去は快適とは言えないかもしれません。特に硬くて取れにくい歯石がついている場合には大変なので、特殊な薬品(ペリソルブ)を用いて除去しやすくして、また菌血症に考慮しながら歯科衛生士が除去します。

3.舌苔

日本人の多くの方が無関心な場所です。ここにも多くの細菌が住み着いていますので、最低1日一回は適切な舌ブラシを使って取ることにより口臭予防と歯周病治療に役立ちます。

ただし、不適切な器具と清掃法では舌を傷つけて味覚障害を起こしますので、熟知したスタッフが指導しますので実践してください。

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